クリーニングに出さずに衣類をきれいに

＊背広の手入れ

裏返してポケット内のゴミを取り、日光に30分くらいあて、タオルをあてながら叩きます。布団たたきで叩いてもOKです。そのあと小刻みに叩く感じでブラシをかけます。泥汚れは、歯ブラシなどでよく落とし、濡れタオルをよく絞ったもので叩くとよいでしょう。小じわを伸ばして、室内につるして干しましょう。純毛の学生服も同じように出来ます。混紡なら洗濯機でも洗えますが、脱水し過ぎないように気をつけ、小じわを伸ばして干してください。

＊セーターの手洗い

ポイント！

30度を越えない温度で洗うことです。洗い始めから脱水まで3分を目安に短時間で仕上げましょう。もみ洗いは絶対に避け、軽く押し洗いします。

型くずれを防ぐには！

まだ新しいうちに模造紙のようなおおきな紙にセーターを広げ、鉛筆で形をとっておき、洗った後、その上に広げ、形を合わせるように整えます。半乾きになったら、タオルを巻いたハンガーにかけます。

＊手洗いとクリーニングを上手に使い分けましょう

レーヨンや皮つきのものは手洗いは避けましょう。それ以外でしたら手洗いOKです。手洗いの方が汚れが落ちてさっぱりします。ダウンジャケットも手洗いするとふんわりし上がります。普段このように手入れしていれば、多くても季節の変わり目に1度クリーニングに出せば十分でしょう。もっと詳しく知りたい方は、講習会においでください。

(衣のグループより)