湿気と暑さで不快な季節、お洗濯の悩みも多いですね。
特に洗濯物のニオイが気になるという声が聞こえてきます。
洗濯物のニオイの原因は、落ちきれていない汚れからくる雑菌、体臭成分などです。
この2つをなくすことができれば悩みもかるくなりますよ。
・つめこまないで!
洗濯機に洗い物を詰め込みすぎていませんか?
大型の洗濯機が増え、つい「まだ入る」と入れてしまいたくなりますが、
余裕を持って表示の7割までにとどめましょう。
洗い物を入れすぎてしまうと洗剤が行き渡らず、汚れが残ってしまい、
匂いのもとになってしまいます。
また、汚れが最も良く落ちるのは、洗剤の濃度が正しい時。
たくさん入れればよく落ちるというものではないのです。
自分の洗濯機の容量をしっかり確認して、洗濯物の量と洗剤の量を調整しましょう。
・よく溶かしましょう!
液体洗剤であってもCMのようにさっとは溶けていません。
表示通りの水の量と正しい洗剤量を使い、よく溶かしてから洗い物をいれましょう。
洗剤液だけの状態で数分回す、お風呂の残りの高い温度で溶かすなど工夫しましょう。
残り湯は洗いと一回目のすすぎまで使って大丈夫です。
最後は水でスッキリとすすぎましょう。
・はやく乾かしましょう!
洗濯が終わったらすぐにほしましょう。
部屋干しでも窓際で日光をあてると殺菌効果があります。
干し方にひと工夫してアーチ型に干すと乾きが早いようです。
外側に厚いものや丈の長いものを干し、内側に向かって
薄いもの、丈の短いものを干します。
空気の通りが良くなり早く乾きます。
早く乾かして雑菌の繁殖をふせぎましょう。
・とれないニオイには酸素系漂白剤を!
体臭成分のニオイ、綿製品の黄ばみには酸素系漂白剤で
つけ置き洗いをしてみましょう。
液体のものと粉末のものがありますが、成分が違います。
粉末のもので、「過炭酸ナトリウム」100%のものは
効果が高いです。
60度以下の湯にとかした漂白液に浸し、
冷めるまでつけ置きします。
冷めたらすすいで干します。
梅雨明けまでもう少し。ちょっとしたポイントを試して楽しくお洗濯をしてくださいね。
(2016年6月24日生活講座より)