家庭でできるSDGsの一つとして、電気、ガス、灯油、水道の使用によって排出されるCO₂を毎月計算して、提出して、町田友の会のみんなが出しているCO₂を算出してグラフ化し、前月との変化や前年から削減できているかなどを確かめたり、削減のための工夫などを聞き合って、少しずつCO₂を減らすことにとりくんでいます。
2月例会
(12月みんなのCO₂排出量)報告より
町田友の会では電気・ガス・水道使用量からのCO₂排出量を2022年から毎月調べています。
会員の家庭での電気・ガス・水道使用量からのCO₂排出量は2013年 256㎏、2022年262㎏、2023年231㎏ と減少しました。
意識して生活したこと、省エネ製品に買い替えたこと、太陽光発電を設置した家庭もあり皆が頑張ってきたからでしょう。
2024年236㎏と少し上がっているのは、皆の努力の限界に来ているのではないでしょうか。温度の関係、特に急激な気温変化や、夏の熱中症予防対策もCO₂排出量が減少しなかった理由でもあるでしょうか。わずかでも皆が意識して生活し続けていくことが必須です。
今、私たちができることの一つに、新電力へ切り替えることがあります。
新電力への切り替えを考えた時、料金を安くすることに注目されがちですが、料金的にはどの電力会社もあまり変わらないようです。
しかし、自然エネルギーや再生可能エネルギーを主に使っている新電力を選択していただきたい。CO₂を沢山排出する化石燃料や地震国の日本では問題が多い原子力発電の電気を使いたくないという意思表示をしていくことにより、みんなでCO₂ 削減を可能にしていきましょう。
SDGsとは「持続可能な開発目標」。
簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。 ※「持続可能な」という部分は、「人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味しています。
日本では・・・
2015年のパリ協定で、日本は、2013年と比べて2030年にCO₂の 26%削減を目標としました。
そして、地球温暖化対策計画は、地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画で、
2016年5月13日に閣議決定した前回の計画を5年ぶりに改定しました。
2021年4月には、2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、
特に家庭では、増加傾向にあるので、66%減を目指すことも閣議決定されました。
町田友の会では・・・
2030年に家庭から出るCO₂の66%減を目指して、みんなで取り組みを始めました。
まず2013年の会員の各家庭からの電気、ガス、灯油、水道からのCO₂排出量を調べ、
2022年には、毎月、CO₂排出量を提出しました。
上の表が2013年と比較した2022年の1年間の世帯平均のグラフです。
78名の平均のデータで、2013年は268kg、2022年は262kgでした。
この数字は、2022年12月分CO₂とほぼ同じ排出量です。ここがスタートで、まだまだ2030年の目標には
遠く及びませんが、少しずつ削減目標に近づくように、引き続き、互いの工夫を聞き合い、CO2排出量調べを続けていきます。