震災後の支援活動の様子


■2016年度

2017年度に入学する被災地の子ども達に袋物セットをお贈りしました

2017年も4月入学予定の仙台の子ども5人にそれぞれ手提げ袋や上履き入れなど袋物3点セットを送りました。

お一人お一人に町田友の会の子ども達がメッセージを書いて添えました。


■2015年度

2016年度に入学する被災地の子ども達に袋物セットをお贈りしました

岩手県石巻市立稲井小学校に、2016年4月入学予定の子ども8人にそれぞれ手提げ袋や上履き入れなどの袋物6点セットを贈りました。

自分のものとわかるよう、柄や小物も色違いにしたり、「にゅうがく、おめでとう」のメッセージも添えました。

袋物6点セット(左)男の子用(右)女の子用 
袋物6点セット(左)男の子用(右)女の子用 

盛岡手仕事支援の会のメンバーとして

●盛岡手仕事支援の会とは…

南関東部で2012年5月に立ち上げた「和服を活かす勉強会」から発展して、 2013年2月にこの「支援の会」ができました。 現地での活動としては、盛岡友の会が震災直後から釜石で続けている支援活動に協力参加しています。

盛岡友の会が、雪の深い12月~2月を除く毎月、釜石に3時間かけて行き、1泊2日で行っている支援活動に同行して、 仮設住宅の集会所で「手仕事・お茶っこの会(参加費100円)」や「ミニ青空市」を開きます。

前準備として、「支援の会」では各友の会からの参加メンバーで毎月集まって、「お茶っこの会」の時間内に仕上がりそうな手仕事を持ち寄り、 よいと思われるものを決めて、試作改善し、100組ほどのキットを手分けして準備します。 そして、メンバーが交代でキットを持って現地に行き、実際の活動を行います。

●6月の支援活動

町田友の会のOさんが参加しました。スタート以来3回目の参加です。今回の手仕事は、トンボのブローチと浴衣地の家着です。 (浴衣は寄付の品) 

時間内に仕上がって完成の喜びを味わって頂けるように途中まで作って持っていきました。 完成した作品を身につけた時の笑顔は忘れられません。


●被災地の人々と街の様子について

仮設住宅にいらっしゃる方々は最初は流されてみな同じ状態だったけれど、年月の経過と共に、 家を建てて転居する人、 仕事に就く人、仮設の閉鎖に伴い、古くなった仮設住宅に転居せざるを得ない人、 とその後の環境の変化によっ て微妙な温度差も感じたという感想もありました。 釜石駅の周辺も大きく変化していました。最初の時、流された家の跡地が駐車場になっていましたが、 それもあまり見られなくなり、 新築の家が増えて、前回見た1階部分が壊れたままの建物はもう見られませんでした。

 

●はまなすの会の活動について (会の成り立ちについては「2014年度の活動」をご覧ください。)

6月にJMショップ(池袋の明日館に併設の自由学園工芸研究所のショップ)で第2回目の販売を行いました。 三陸花ホテル「はまぎく」、釜石の宝来館、東久留米の自由学園しののめ茶寮では常時販売しています。 古布を活かした作品で、味わい深い品物ばかりです。

■2014年度

2015年度に入学する被災地の子ども達に袋物セットをお贈りしました

2015年2月初めに岩手県石巻市の釜小学校新入学の 5人の子ども達にそれぞれ、手さげ、上履き入れなど5種の袋物セットを作って、贈りました。


東北の女性たちを支援する継続的な活動

2年前から友の会の南関東部と北関東部の支援のグループができ、町田友の会の年バーも加わって、盛岡友の会に協力しながら継続的に行っています。

 

●岩手県の大槌町と釜石市にある仮設住宅でお茶を飲んだり手仕事をすることで、引き込もらないように 交流を図る活動をしています。 手仕事の会の材料を用意して、定期的に交代で盛岡に通い、集まりでその材料を使って巾着や針山等を作る 指導しています。

 

●仮設住宅に住む女性の経済的支援になるように住民たちのグループ「はまなすの会」を立ち上げ、 和服のリサイクルから作って売れるようなものの材料をキットにして提供。 出来上がった製品の現地や関東地方での販路も見つけて、縫い賃が女性たちに入るように支援しています。

支援活動の拠点 盛岡友の会
支援活動の拠点 盛岡友の会
手仕事の会の様子
手仕事の会の様子
「はまなすの会」の作品を「はなホテルはまぎく」で販売
「はまなすの会」の作品を「はなホテルはまぎく」で販売

東北の皆さんが必要とするものを送る活動

6月に2メートル以上の木綿の布
8月に牛乳パックで作ったスツール2個
9月にこたつカバー5枚
など、現地で要望のあったものを南関東部が中継して、各友の会で作っておくっています。


■2013年度

9月 南関東部会で活動を報告

最寄で片手鍋用の鍋帽子を作りました

最寄勉強として片手鍋用の鍋帽子を作りました。
とても便利なので、「被災地にも贈りたい!」となり、夏休に2回集まり、10個の鍋帽子が完成しました。
出番を待っています。(生田最寄)


■2012年度

7月 仮設住宅の方々のための牛乳パックスツール作り第2弾とのれん作り

6月に続き、720日には1つのスツールに牛乳パック48個分を使ったしっかりしたスツールを作り、仙台に6こ・郡山に2こ送りました。
のれんは、涼しげな生地を各自が家に持って帰って縫ってきて、32枚を盛岡に送りました。


6月 仮設住宅の方々に牛乳パックで作ったスツールを送りました

仮設住宅で踏み台やちょっとした椅子代わりに使って頂きたく、有志が何度か集まって一つにつき24個の牛乳パックと段ボールとキルティング生地を使って簡易スツールを作りました。

今回は、13個を完成させ、郡山友の会経由で10個、仙台友の会経由で3個を被災地の方々に送りました。引き続き製作の予定です。 


■2011年度

2012年2月 仙台の子ども達に入学用品の袋物をプレゼント

昨年4月には宮城県名取市の小学校新入学の4人の子ども達にプレゼントしましたが、今年も仙台市立古城小学校と石巻市立須江小学校の希望者に、新入学生の入学用品の袋物を合計16セットお送りしました。


12月 千葉の農家会員を農産物購入によって支援

今回、震災支援のひとつとして、千葉の農家会員の香取さんが育てたもち米 を60kg仕入れました。仕入価格に少し上乗せして、会員だけでなく、友愛セールのお客さまにも買っていただき、売上金すべてを香取さんにお支払いすることにしました。

香取さんは、千葉県佐原友の会の会員で、農家会員との交流を大切にと考えて作られた

「作る友・食べる友ネットワーク」 の、作る友側のひとりです。


露地栽培や自家採種などを大切 にして農業に取り組んでいますが、3月の東日本大震災、それに伴う原発事故・塩害・そして秋の台風と、今年は困難な状況に中で"今までやってきたことが良いことかどうかわからなくなってきた"と話していました。

香取さん達の作物を買うことで少しでも応援することになればと願っています。
お陰様で1kgずつの袋詰め、60袋をほぼ完売することができました。


11月  会員個人が復興支援サポーターになるためのとりまとめ窓口となる

●一人ひとりが仙台の<小さな復興プロジェクト>が販売する木製の魚のキーホダー買うことで支援。 

プロジェクトのHPによると…

「被災者の、ものづくりをする事による収入の確保だけではなく、家や仕事を失った日常の時間の有効活用や被災による心的ストレスの軽減を促し、同時に、非被災者にとって、義援金とは違ったダイレクトな支援と支援の“証”が手元に残る事による“自然災害への啓蒙”を促します。」

onagawa fish
onagawa fish

●宮城県石巻市北上町十三浜のワカメ復活のための支援サポーターになる。
一口5000円の支援をすることでサポーターになり、復興のあかつきには、一口につき300gのワカメを送ってくださるそうです。


5月  枕カバー、座布団、衣料、袋物セットをお贈りしました

●仙台友の会が被災者に温かい冬物衣料を提供したいとの連絡が入り、11月例会に各家庭にある冬物衣料を集めて、段ボール5箱分を送りました。


5~8月  鍋帽子、スモックエプロン、その他製作中

スモックエプロンは、寒くなる時期に備えて、夏休みの間に自宅で縫えるようにと、5月9日と23日の「支援物資を縫う会」で、30枚分を裁断し、各自家に持って帰りました。

 

6月6日の縫う会では、寄付して頂いた反物を活用して、多用途布(風呂敷,スカーフ,覆いにも使える正方形の布)や端切れを使った小袋等に、仕上げるように裁断しました。

 

8月22日には、各自が家で縫ってきた鍋帽子の表や裏の側に 綿を入れて綴じる作業をし、12個完成しました。


6月  クッキーをお贈りしました

自由学園、婦人之友社、友の会の三団体による、会員手作りのクッキーを贈る活動に協力し、6月例会の日(6/2)に、袋入りの手作りクッキーを集めて、30袋を自由学園に送りました。


5月  枕カバー、座布団、衣料、袋物セットをお贈りしました

●枕カバー、座布団をお贈りしました

 仮設住宅に入ったりするなどして少し落ち着いた頃、新しい枕カバーで気持ちよく休んでいただきたい、と考え、みんなに声をかけました。
4月25日、呼びかけに応えて、22人が集まり、布を断つ人、ミシンをかける人、
アイロンをかける人と手際良く作業が進み、家での仕上げも含めて110枚の枕カバーができあがりました。5月例会の日に仙台友の会に贈りました。
宮古市の仮設住宅に入居した方々には、南関東部経由の依頼により、手作りの座布団カバーをかけた座布団を22枚お贈りしました。

 

 


 ●福島友の会を通して夏の衣料をお贈りしました

中央部よりの依頼で、夏物衣料を5月例会(5/12)で集めて、段ボール9箱分を福島友の会に贈りました。 

 

 

 ●被災地の新入生の子ども達に袋物セットをお贈りしました

 宮城県名取市の小学校新入学の4人の子ども達にそれぞれ、手さげ、上履き入れなどのセットを作って、贈りました。


4月  必要な生活用品を集めてお贈りしました

仙台友の会からの依頼で、女川町の避難所に入れない方達に必要な物資を、4月の例会(4/12)に会員から集めて段ボール13箱分を、川崎のNPO団体を通してお贈りしました