関西では、道明寺粉で作ったもの(関東で「道明寺」と呼ばれるもの)を桜餅と言い、
関東で「桜餅」と呼ばれるものは関西では見かけないそうです。
このページでは、関東風と関西風の2つの桜餅の作り方をご紹介いたします。
材料(10個分)
白玉粉・・・・・・・・小さじ1と1/2
水・・・・・・・・・・110〜120cc
食用色素(赤)・・・・適宜
薄力粉・・・・・・・・90g
上白糖・・・・・・・・60g
サラダ油・・・・・・・少々
小豆こしあん・・・・・250g(10個分/1個25g)
※あんはあらかじめ10等分して丸めておく。
桜の葉(塩漬け)・・・10枚
作り方
①ボウルに白玉粉を入れ、分量の水のうちから小さじ1と1/2を加えてよく溶く。
②残りの水に食用色素を入れて溶き、①のボウルに加える。粉が入ると少し薄くなるので、色はその分濃くしておく。
③別のボウルにふるった薄力粉と上白糖を入れて混ぜる。
④③に②を少しずつ加え、泡立て器でダマのないように混ぜる。
⑤生地のやわらかさをみて、すーっと落ちるくらいの濃度にする。「の」の字を書いてすっと消えるくらいが目安。とろみが強いようなら水を加えて調節する。
⑥フライパン(ホットプレートの場合は140度)に薄くサラダ油を塗り、⑤の生地(約大さじ1)を流し、すぐに小判型(約7×12cm)に広げる。
⑦表面に生っぽさがなくなったら、竹串で端をおこし、指でつまんで返し、乾かす程度に焼く。焼き色はつけない。返すときは指先が熱いので、ぬれぶきんをそばに置いておくとよい。
⑧サラダ油を薄く塗った金網にとり、冷ます。
⑨冷めたら、あらかじめ10等分して丸めておいたあん玉をのせて巻く。
⑩桜の葉の塩漬け(水で洗って水けを拭く)で更に巻いたら、出来上がり!
メモ:
生地は桜の葉からちょっぴり顔を出すくらいに
材料(10ヶ分)
道明寺粉・・・・・・・120g
熱湯・・・・・・・・・180㏄
砂糖・・・・・・・・・40g
桜の葉の塩漬け・・・・10枚
食紅・・・・・・・・・ごく少量
こしあん・・・・・・・250g
下準備
1.材料を正確に計っておく
2.あんを25gに丸めておく
3.桜の葉の塩漬けは水洗いし、塩が強い時は軽く塩出しをし、水気を拭いておく
作り方
① パイレックスのボウルに道明寺粉を入れ、熱湯180㏄と食紅を加えて混ぜ、
ラップをして5分蒸らす。レンジに入れて4~5分加熱する。
② ①に砂糖を入れて混ぜ合わせる。
③ ②を10等分にして、きれいなぬれ布巾またはオーブンペーパーの上に並べ、
粗熱を取る。
④ 手に水をつけながら丸くのばし、中心にあんをのせて包む。
⑤ 桜の葉の表をもちに付けるようにして巻く。
●桜の葉の下処理
①桜の葉は、ボウルにとった水または流水でさっと洗う。塩けが強い場合は10分ほど塩出しし、紙タオルで水けをふきとる。
②堅い軸はキッチンばさみで切っておく。